
先日、占星術研究家の鏡リュウジ様にご来店いただきました。また、ご高著も頂戴いたしました。大変ありがとうございました。
・『ユリイカ』臨時増刊号
[総特集]「タロットの世界」鏡リュウジ責任編集
・『タロットの秘密』鏡リュウジ、講談社現代新書
・タロットの美術史〈10〉『月・太陽』鏡リュウジ、アルケミスト双書
掲載されているカラーの図柄など見ていて楽しく、「タロットの世界」には切り離して使えるカード22枚(萩尾望都デザイン!)が附録されています。
また、当店ではお馴染みの澁澤龍彦や種村季弘が戦後日本においてタロットを紹介した経緯が詳細に解説されています。
澁澤龍彦『黒魔術の手帖』
種村季弘『錬金術 -タロットと愚者の旅-』
の二冊は必読書になってきそうです。
その他、イェーツや西脇順三郎、江戸川乱歩など文学との密接な関わりも知ることができます。
アスタルテ書茶房に入ると、隅に座った占い師がカードをめくっていることがある。そんな情景も見てみたいと思ったりしています。(G)